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ふと思いついた台本ネタ未満をメモメモ。その1。 ++++
むかしむかし、ある小さな町の真ん中に、大きな木が立っていました。
木の名前は、アルフレッドと言いました。
アルフレッドは人間が嫌いでした。
勝手に自分の根の上を歩き固めたり、
柔らかかった土を
何だかわからない灰色の地面にしたりするからです。
だから、アルフレッドはいつも人間にいじわるをしていました。
木陰で涼みに来た人間に、枝を除けて影をずらしてみたり、
人間が必死に引いた灰色の地面を、根っこで持ち上げて
でこぼこにしてやったりしました。
そうしているうちに、小さかった町はいつの間にか、
大きな大きな町になっていきました。
アルフレッドは、いつだって変わりません。
やがて、アルフレッドは切り倒されてしまいました。
真ん中にある大きな木は、
人間たちにとってとても邪魔だったそうです。
アルフレッドは、
切り株すら残さず、根こそぎ抜かれてしまいました。
人間たちは、誰も、アルフレッドの名前すら知りませんでした。
アルフレッドは、アルフレッドのことをアルフレッドだとすら
知らない人間たちに、よっこらせ、と抜かれてしまいました。
だから、このお話はこれでおしまいなのです。
2012/08/02 思いつきメモ Trackback() Comment(0)
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